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成功したシステムとはどんなものかについてについて

システム開発の成功と失敗を比べると、どんな点がどのように違うのでしょうか。ここでいう成功とは、システム本来の目的に照らし合わせて、どれだけの成果を上げたかです。期待した以上の成果を上げたシステムが、もっとも大きな成功といえます。そうした視点で過去のシステム開発を評価すると、ピンからキリまであります。そして、成功した開発には共通の特徴が見付かります。システムが実現する機能を、かなり深く検討している点です。システム設計者が業務などの問題領域を深く分析し、システムに必要な機能を設計するのです。この部分の設計が上手なほど、良いシステムに仕上がります。


こうしたシステムの機能は、次のような手順で求めることができます。最初にシステムの目的を規定し、次に目的を達成するのに必要な条件や要素を洗い出し、条件や要素を満たすための機能を考えることです。また、目的以外にも、使い勝手や信頼性の向上など、システムとして満たさなければならない条件があります。さらには、将来に新しい要望が出たとき、機能を追加しなくても運用で何とか逃げられるような、システムとしての柔軟性も高めた方がよいでしょう。以上の点を総合的に考えて、システムの機能を細かく規定していくのが、レベルの高い設計といえます。